地方・郊外百貨店のビジネスについて

百貨店の売上が減少、元気がない!

地方・郊外店の百貨店は撤退!という記事を日経MJで見ました。

百貨店ビジネスは中心地の一等地に巨大な不動産をもち多数の従業員をもつビジネス。

Wikipediaより
百貨店(ひゃかてん)は、単一の企業が複数の分野の専門店を統一的に運営し、それら専門店を面積が広い大規模な店舗に集約し多種類の商品を展示陳列して販売する小売店のことである。

かつては花形産業も時代の移り分かりで

➀人口の減少
➁嗜好の変化
➂ネット通販と物流の発展

昔はいい物を買うときは百貨店、百貨店で買うというステータスという時代がありました。確かに百貨店へ行くという言われた小さい時にはワクワクした記憶があります!(^^)!

都心の一等地に構える百貨店はいまだに根強い力を持っています。情報の発信地や、最新の流行、ライフスタイルの提案etc交通の利便もよいのでまだまだ強いです。

記事でも、「巨大な不動産と多数の従業員という固定費をかける事業モデルが縮小するマーケットに合わなくった」と地方郊外店の百貨店はかなり厳しいようです。投資の回収できる地域はやはり大都市に限るようです。

一時期、百貨店の経営統合が流行りました。統合のメリットである物流や調達のコスト削減を見込んでいたようですが地方・郊外店では予想を超える以上の地盤沈下でもはやコスト削減だけでは対応できないという。

地方都市の要請によりわが町に百貨店の誘致が、時代の流れにより、最大の問題児になるということか。成功体験に捨てられず、巨艦を維持するだけの消費者がいなくなったんですね。

地方百貨店の撤退は地方経済にも大打撃、雇用の場がなくなると優秀な人材が地方からの流出もあると記事にも記載がありました。また地方の富裕層が東京といった都心への出向く流れもあるそうです。ここから読み取れることは、北陸新幹線により石川~東京といった逆の流れを生んでいるとも考えられます。

高度経済成長期には消費の拡大は見込めます。時代と共に消費の状況は変わります。

景気→バブル崩壊→デフレ→なだらかな景気拡大(ものが売れない!)

地方百貨店の再生って本当に難しそうです。私が妄想した提案は以下の事項です(#^^#)

➀地方の産物の発信
➁海外旅行者の誘導
➂地域住民の交流場
➃リアルとwebの融合
➄テナントの誘致と新しい活用方法の展開
➅大規模なリニューアル(お金が・・・)
➆ジョイント企画
➇海外、特にアジア系と共同イベントの開催
➈メディアが喜ぶネタの提供

としか、思いつかない・・・Orz

改めて地方発信のマーケティング、人を動かす方法を考える必要がありますね(゚Д゚;)

妄想、検証、実行大事!!!

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