永守流・株式投資

投資と聞くと株式投資という文言が浮かびあがります。

上場株式を購入しても投資、自分のビジネスのために会社作って資本を入れることも投資。

そんな投資のことについて日経ヴェリタス2020/10/11第657号と2020/10/18第658号に「永守重信 株投資で学んだ極意㊤㊦」という記事がありました。

永守重信さん、かの有名な日本電産を率いる会長。そんな永守さん16歳の高校生のときから株式投資をしていたという・・・\(◎o◎)/!

株式の含み資産が1億になったり、空売りで大失敗も経験されたようですが、ご自身の投資によるビジネスは大成功ですね。

企業の本質はバランスシートに

本記事でとっても気になった日本電産の投資。日本電産はM&Aにより今まで60社以上の投資をしています。

投資の基準は何なのか。買収先のバランスシートをじっくり読みこむという。

今からこの会社買う、何年先に元のバランスシートに戻せるか、と考えながら資金計画を立てる(第658号より抜粋)

株式投資を行うときに損益計算書は、とっても調べます。どれだけ利益が出ているのか、儲かっているのか。

永守さんは、P/Lは悪くても立て直せるがバランスシートの修正は時間がかかるとのこと。

投資で大事なのは、「投下した資金をどれぐらい(時間)で回収できるか」ということ。この視点とっても重要ですね。

中小企業でも非上場でも投資した資金の回収は意識すること

中小企業の株式は上場していないため市場がありません。流動性が悪いです。現金化がすぐにできません。

流動化するということは、ビジネスを売却する、保有している株式を売却するということです。

他者が株式を購入してくれるということは、そのビジネスに価値がある。この意識、非上場であれ中小零細企業であれ会社に投資したという事実を意識できてるでしょうか。中小企業の経営者のみでなく会社のオーナー(所有者)を意識して事業に価値を生み投下した資本(株式)以上のお金を回収することが重要ですね。

中小企業の会社でも社長が資金を投下しているので回収する思考は重要だ、、、ってほとんどの人は意思してないだろうな~っと腑に落ちた1日でした。

企業の価値はバランスシートにでる。永守流の株式投資は見習うべきところですね(#^.^#)

あとがき

中小企業の社長は、経営者でありながら投資家でもある。しかし、経営者という側面が大きいからついつい目先のことが気になってしまいます。

投資家という意識を持てばビジネスに価値がある会社に投資したいはず。経営者として自らの会社の価値を上げ、投資家として会社に投下した以上の資金を回収できるように経営観を持ちたいものですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

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