最近よく言われる会社や組織で働く人たちの「心理的安全性」。

「心理的安全性」が高い組織は、パフォーマンスや成績がとてもいいと言われています。

経営者や管理者は働く人たちの感情や感覚を理解しないといけません。

本当のコストとは何か?

以前、本記事でも紹介させて頂いた「株式会社障がい者つくし更生会」という会社。

いい会社見学会➄ー株式会社障がい者つくし更生会様 | Free works LLC

つくし更生会の心理的安全性の高さは必見の価値です。

そして今回、2022年3月12日に第3回重度障がい者社会支援フォーラムにて株式会社つくし更生会の那波和夫専務のお話しを聞く機会がありました。

な、なんとYouTubeで那波専務のお話しが聞けるという、すごいことが起こっている\(゜ロ\)(/ロ゜)/

本フォーラムにて那波専務は、「人間関係の重要性」と言う話の中で、「売上-コスト=利益」という算式のコストに注目し、コストの要因には下記のものがあることをお話しされてました。

➀金銭の要因

➁時間の要因

➂労力の要因

➃心理的な要因

➄頭脳的な要因

つくし更生会・那波専務から学ぶ心理的安全性

那波専務のお話しで特に印象に残ったのは【➃心理的な要因】でした。

私たちは【➀金銭の要因】であるコストに関しては現実的に見えるので意識もしやすい。

那波専務のお話しでも【➃心理的な要因】は心理的安全性と言え、【仕事の目的を理解・納得・信用・個性・障害特性の理解・人格形成】といった働く人たちへの「手をかけること・時間を使うこと」により【➃心理的な要因】のコストを下げることができるということでした。

つくし更生会は行政からの委託である中間処理施設での事業。市からの予算はある一定の金額と考えれるため大きな増額はないように思われます。

当たり前だが利益を出すためには、売上を上げるか、コストを下げるかです。

つくし更生会では、売上は一定額が決まっているため数学の式でいうと定数(変更できない数値)であり、コストは変数(変化する数値)です。

那波専務は、コストである変数に着目し、そしてマネジメントの中でも一番重要なこと「従業員の心理的要因」に着手されたと思います。

例えば、心理的要因を取り除かずに従業員の人が働くと「もやもや感」や「やらされている感」が残るかもしれません。それが原因でせっかく仕事を覚えた人が辞めたりした場合には採用・育成コストがかかります。どうすることもできない「定数」を動かそうとすることより、どうにかしなくてはいけない「変数」を動かすことに一番重要な時間を入れることに那波専務の考えられた思考が読み取れます。

ここで重要なのが、この思考は「タダ」なのです!コストも増えません\(゜ロ\)(/ロ゜)/

「人はどのようにしたら動くのか」という感情や感覚を十分に理解し働く人たちとの関係性を重視することがともて重要です。

あとがき

人も会社もサンクコスト(埋没費用、過去に投下した資金・材料等)を気にしすぎて、一度手に出しことはなかなかやめれません。

無駄な投資と思いたくないジレンマ。

行動経済学のプロスペクト理論でも人間は利益より損失を重く受け止めます。

目に見えるものに対して意識は行くが、目に見えないものは無意識の領域にありおざなりです。

働く人の心理的要因を経営者はしっかりと意識する必要がありますね。