自分で限界を決めない。
先日、滋賀大学・小野先生が主催する勉強会「障がい者雇用について考える勉強会」ありまして参加できる機会がありました。
そこには、FDA代表の成澤俊輔さんが講演と滋賀大学OBのサイレントボイス代表の尾中友哉さんとのパネルディスカッションがありました。
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何が出来ないの?というメッセージ
FDAの成澤さんの講演会は、本当に毎度元気を頂いております(#^^#)
成澤俊輔 1985年佐賀県生まれ 先天的難病の網膜色素変性症により、埼玉県立大学社会福祉学科卒。20代前半で視力を失う。幼少より視覚障害による孤独感を感じ、大学在籍7年間・経営コンサルティング会社での激務を経験。2009年に独立。2011年12月に就労困難者の雇用創造を掲げるNPO法人FDA事務局長に就任。2013年3月には症候性癲癇となり新たな使命を抱く。日本唯一の障がい者雇用分野の当事者・福祉の専門家・経営者という三つの立場を生かし、「世界一明るい視覚障害がい者」というキャッチコピーとともに活動中。2016年8月よりその活動が認められ、NPO法人FDAの理事長へ就任。(「世界一明るい視覚障がい者」成澤俊輔の奮闘記HPより抜粋) |
今回の講演で3回目なのですが、行動力が本当に素晴らしいです。
この間はアフリカに行ってきたと講演会でご報告があり、目の見えない成澤さんが「アフリカ行ってきました」と外国にでることをためらっている経営者に言うことで(オレでも)できるぞ、という「ノリ」?でアフリカに行ってきたそうです・・・Σ(・ω・ノ)ノ!
実際には、経営コンサルタントのお仕事や調査とか情報収集もあったかと思いますが、やはり視覚障害というハンデも何のその、その行動力がえげつない(笑)
様々な障がいのある方に就職支援を行うFDA
FDA(Future Dream Achievement)とは、障がい者、ひきこもり、ニート、ホームレス、うつ病患者、シニア、ワーキングプア等の就労を目的とし、就労希望者・支援希望者の集える環境の創造と仕組みの提供を行うことを大儀(目的)として活動していく、非営利団体です。(NPO法人FDA、HPより抜粋) |
障がいのある方たちにとっても仕事というものがやはり一番の社会とのつながりがある場所ということ、そして役割と出番。
そのような場所を提供できるというのが成澤さんのコンサルタントとしての仕事という。「リスクをとれる、やり切れる」言葉一つに実践されてきた重みを感じました。
何ができないの?一緒に考えようよ!そして共に行動しようよ!という熱いメッセージが残りました。成澤さんの熱い想いがいろんな人たちに影響を与えて、いろんな方々が課題を解決されています(#^^#)
弱みと強みは表裏一体
成澤さんの講演で、障がいがあるということに、それは(誰から見て)弱みかもしれませんが(自分自身は)強みであるかもしれません。
障がい者の方の支援は、苦手なところを助けてあげるということばかり視点に陥ります。それよりも、強みの部分を活用することが役割と出番を提供やマッチングすることがとても大事だと分かりますΣ(・ω・ノ)ノ!
ついつい弱みばかりに陥る視野の狭さに、改めての思考を頂きました。近視眼的にものを見がちです。
成澤さんの、(目の見えないことに)「どうにもならないことには慣れている」
そして、テクノロジーの発展は相性がいいことも。デジタルはリアルを引き下げてくれる。webには、段差もないしバリアフリーも必用ないと。
サイレントボイスの尾中さんとのセッションで、尾中さんの「テーマが見つかれば全力でできる」との一言も、尾中さんの行動力が「なるほど!」ということもよくわかります。そして、何かを失ったら何かを得れるという言葉にも深くささりました(#^^#)
あとがき
イノベーションが生まれること、あらゆることに興味がもてるのか。
限界を設定したときや、弱みばかりを意識し弱みを伸ばしてできることにするより、強みを気付き又は強みを生かせるマーケットを見つけるか創造することが圧倒的に強い、、、固定概念や思考の錆を取り除くこと。。。本質は、人間力かと思いました\(◎o◎)/!
ドラッカー先生も言っています。「人の強みを生かす」と・・・(#^^#)