倒産の科学
会社経営は継続発展が大前提です。しかし、会社経営が存続できない事態が生じます。
それが「倒産」なのです・・・( ;´Д`)
倒産は=(イコール)お金が回らないということ。しかし、倒産は回避できるのだ。
そう、倒産は科学なんだ!\(゜ロ\)(/ロ゜)/
倒産の理由は様々
2020年の企業倒産数は7,809件(帝国データバンク調べ)です。
参照元→https://www.tdb.co.jp/tosan/syukei/20nen.html
コロナ禍の状況で、倒産件数の増加が懸念されましたが政府の給付金や補助金、特別融資等により倒産の件数は減少し、支援策は奏功しました。
倒産の起こる理由は様々です。お金が回らなくなると確実に倒産が起こるのは事実です。
倒産の理由はそれぞれ
・収支管理の甘さ ・経営者の会社の私物化 ・大口取引先を失う ・取引先の倒産により売上代金の未回収 ・多角化経営の失敗 ・過大な設備投資 ・財テクによる失敗(不動産、有価証券、絵画等) ・事業承継の失敗 ・どんぶり勘定(計数管理、在庫管理の失敗) ・粉飾決算 ・経営判断の失敗 ・市場の衰退 などなど |
会社に資金さえあれば、払うものさえ払うことが出来れば会社は存続できます。よく言われる赤字会社でも資金されあれば潰れない。
様々な「失敗」が重なり致命傷となり倒産の原因となります(´;ω;`)ウゥゥ
「失敗」の回避をいかに少なくするか、企業経営の難しいところでもあります。
成功はアート、失敗はサイエンス
企業経営者の成功本は数多く出ていますが、失敗本はネガティブな要素かあまり多くありません(;゚Д゚)
しかし企業失敗として、倒産情報などは学ぶべき情報が数多くあります。
成功事例の再現性は難しいですが失敗事例は、「してはいけないこと」の判断基準にもなります。
なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則 (編集)日経トップリーダー 他
「成功はアートだが、失敗はサイエンス」(本書より参照) |
倒産の前兆 30社の悲劇に学ぶ失敗の法則 (著)帝国データバンク情報部
100年以上、企業倒産の現場を分析し続けて、わかったことがある。 それは、成功には決まったパターンが存在しないが、失敗には「公式」がある、ということだ。 ~略~ 一方で、他社の失敗は再現性の高いものである。 ~略~ 存続と倒産の分かれ道になる「些細な出来事」が存在する。(本書より参照) |
倒産をする企業のマネをしたら倒産する可能性は高くなる。再現性が高いのだ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
あとがき
再現性が高いか低いかという表現は成功事例をマネるということが多い表現のような気がします。
失敗のほうが再現性が高いという表現、なかなか良いですねΣ(゚Д゚)