競争戦略で原点回帰
我が国には様々な企業がたくさんあります。
その企業がなぜ存在するのか、企業が存在するだけ多種多様な目的があります。
株式会社を筆頭にほぼ、ほとんどの企業は営利目的で設立されています。
顧客から必要とされる企業は営利企業の目的を充足しています。
赤字企業や政策的に作られた企業は様々な問題が生じますが、儲かる企業は他社と違うとろころがよく分かります。
企業リサーチを行うと気付くのが、まさに企業の「独自性」なのですΣ(・ω・ノ)ノ!
企業の独自性
儲かる企業の特徴は他社とは違う「独自性」があります。
独自性は他社も追随できない競争優位の真髄でもありますΣ(・ω・ノ)ノ!
マイケル・ポーター先生が推奨する競争戦略においては何度も何度も問われる論点です。
最高を目指すな、独自性を目指して競争すること。
最高を目指すと他社とのサービスの模倣と激化となり最終的には価格競争が陥ることが問題と言われています。
つい最近もがっちりマンデーを見ていて思うのが企業の「独自性」を追求しているところばかり紹介されていますね。
白髪染めだけに特化するカーサカラー。
[がっちりマンデー]儲かる!100店舗超えチェーン!(2)[株式会社CASA COLOR JAPAN] - LOVELY-LOVELY.NET
シャンプーは自動の機械でブローはお客さん自らがやり、スタッフが顧客にかかる作業時間を15分にしているため回転がよい。そして値段が安いという独自な売りを展開しています。
また70万人にとも言われる休眠美容師の人たちをスカウトし現場を離れた人もカラーだけなら大丈夫という相乗効果も素晴らしい。
コロナ禍の宿泊業(4)伊豆長岡温泉八の坊専務 望月敬太氏 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
コロナ禍で従業員の意見を聞き「愛犬家向けの旅館」へチェンジ。これもすごいトレードオフΣ(・ω・ノ)ノ!
トレードオフは怖いけれどリソースを集中することが大事だ
トレードオフが多ければ多いほど独自性が際立ちますね。
前回のブログでも書きました星野リゾートに学ぶ競争戦略 | Free works LLCでも星野さんが語っていた「トレードオフ」。
やることとやらないことを決めるこそが独自性が際立つのです。
改めて企業の目的は何かと考えると顧客の役に立つことを提供することです。
競合他社がひしめく資本主義のなかで、どのように生き残るのか、企業は戦略をもたなければいけません。
戦略なしで生き残れるほどビジネスは甘くないと痛感していますΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
戦略なしで惰性にビジネスをやると自社の財務諸表にもろ影響がでます。
貸借対照表の借入金増えていませんか?
貸借対照表の純資産、債務超過になっていませんか?自己資本ありますか?
値決めも商品・サービスも戦略なしで商売したら貸借対照表は長年に渡って毀損しているはず(´;ω;`)ウゥゥ
あとがき
競争戦略は今から40年前にポーター先生が推奨しました。
競合分析や独自性を磨くことで企業本来の目的に立ち帰れます。
それは創業当時に「顧客に何を提供しようか」ということまで思い出します。
長年ビジネスをやると、やらなくていいことまでやっています。
原点に立ち返れるのもとてもいいですねΣ(・ω・ノ)ノ!