売上を追わずに立ち止まると見えてくるものが・・・
企業間の競争において生存することは売上や利益を求めること。
戦略上、重要なことではありますが売上を計上することは費用や時間がかかること、これは「トレードオフ」の関係です。
ビジネスの種類はいろいろありますが、売上があがるということは何らかのコストがかかっているのは事実です。
目の前の売上=お金という魔力に人の心は悲しくも動きますね・・・(´;ω;`)ウゥゥ
売上を追わない
競争戦略において企業の商品・サービスには独自性があれば同業他社との不毛な争いは避けれます。
と言いたいが、顧客が自社を選んでくれなければ売上自体はあがりません。
売り手以上に買い手にも「誰から買うか購入する権利」があります。
できることならば自社のファンとも言うべき熱狂的な顧客に売りたいものです。
ファンならば購入するリピート率も高く、購買頻度も高いので顧客生涯価値と言われるLTVはがんがんあがります。
80対20の法則もあるように、売上の80%は20%の製品や顧客からなっているとΣ(・ω・ノ)ノ!
逆説的には我々、中小企業が20%の顧客だけに売上の80%を依存している状態はかなり怖いですが・・・(;^_^A アセアセ・・・
消費者がやがて顧客になりそしてファンとなるべくビジネスの動線を考え「顧客の教育」を十分に行うことが必要です。
ここに必要なことは「時間」をかけることです\(゜ロ\)(/ロ゜)/
むやみに売上を追うと様々なコストや思わぬクレームも生じます。(イヤな顧客はさらにまずい)
「当社の顧客とはだれか?という定義づけはいたってシンプルで、かつ全社で共有できます。この基準ができれば、ペルソナが自ずと自社の顧客像と一体化しファンへと誘導もしやすくなります。
売上というバイアスから抜け出す
永遠に続く売上と利益と企業存続の話し。
このジレンマから抜け出すためにも売上を追わない正当性のある理由が欲しいです。
この理由こそが売上を追わなければいけないバイアスから逃れることができます。
しかし人には未来のことが分かりません。
未来のことが分からないから予測をするしかありません。過去の歴史を振り返ることも一つのヒントになります。
機会損失こそ最もショックを受けるバイアスでしょうね\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ここでポーター先生の競争戦略を思い返しましょう。企業間の競争ではなく独自性により勝ち抜くことが問われています。
競争優位のためのヒントはやはり
➀独自性
➁企業で働く人々の組織や文化といった組織構造
➂顧客優位(顧客とはだれか)
競争から共創の時代へと社会変化しています。
良いも悪いも情報が蔓延している世の中で企業の存在価値をどのように高めていくのか。
プライシングの神様、ハーマン・サイモンは「価格=価値」と表現しています。
そうなんです、最終的には金額に戻るんですねΣ(・ω・ノ)ノ!
あとがき
売上を追わずに何を求めるのか。
企業の原点に振り返り、より高い付加価値を提供できる企業を目指すと何が起こるのか?
既存のシステムを一度「ぶっ壊す!」ということが大事かもしれませんね\(゜ロ\)(/ロ゜)/