日経新聞・私のリーダー論

経営において誰しもが経営トップのリーダーになることはない。

しかし、自分で事業を興すことや、同族企業の承継者、はたまたサラリーマン経営者に至るまでリーダーとなるべき定めにある人もいれば運や偶然にもリーダーとなった人もいます。

それぞれの企業、現場で経営トップはリーダーシップを独自の研鑽と経験、あらゆる体験、学習により失敗もあればうまくいくこともある。しかし、そこにはブレない信念や情熱があります。

リーダーが常に意識しているものは何でしょうか。日経新聞「私のリーダー論」より学びましょう。

実行するリーダーシップ

経営学においてもリーダーシップ論はたくさんあります。

実務界においても多種多様な経営者のリーダー論の本はたくさんあります。

日経新聞(夕刊)に奇跡的にも気付いた記事がありました。「私のリーダー論」(;゚Д゚)

最近は戦略に基づき事業計画を立ててもそれを実行することが重要だと気付きいろんな本をあさっていると、「経営は実行(著)ラリー・ボシディ、ラム・チャラン」という本にたどり着きました。計画を立ててもそれが絵に書いた餅になっては仕方がありません。計画は実行することが重要なのです。

経営は実行: 明日から結果を出すための鉄則 | ラリー ボシディ, 高遠 裕子 |本 | 通販 | Amazon

しかし、あまりにも実行できない計画を立てた場合には計画を立てた立案者がよっぽど現場で働いている人にどんな能力があって現在の仕事のタスクを理解していない「理想評論家」がいる可能性が高いです。

計画を実行するうえでの評論家はいらないのです。現場を動かすリーダーシップが必要なのです。

まずぴったり当てはまるのがオリンパスの竹内会長です。

やる気高めて企業価値向上 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

欧米駐在で経営哲学養う - 日本経済新聞 (nikkei.com)

竹内会長のリーダーのイメージは「IBMのルイス・ガースナー氏やGEのジャック・ウェルチ氏、日本ではオリックスの宮内氏」だそうです。まさに「経営は実行」の本にもガースナー、ウェルチは書かれている人物です。2000年初頭に書かれた本書ではアメリカの株式市場はエンロンやら粉飾決算やら問題も多くCEOが華々しく活躍しているようだが現実には現場よりも株価や企業価値の向上だけが大きな問題にもなっていました。

そんな中でも経営者が現場のリーダーと対話し計画を立案させ、そして実行させる。時にはフォローしワン・オン・ワンで対話し計画を実行できるようにフォローアップをしています。経営者の役割は現場で働く人材マネジメントに4割の時間を当てていたとも書いていました。

オリンパスも粉飾決算でいろんなゴタゴタがあった会社です。

オリンパスが問う、「問題先送り」の経営風土 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

そんな中での竹内会長がオリンパスを立て直すということでリーダーになりました。

企業理念やパーパスの作成、高い目標の設定、ファンドからの社外取締役の登用など、そして祖業の映像事業・顕微鏡事業を売却します。

オリンパスを真のグローバル企業として生まれ変わるために「選択と集中」を実行したのです。

リーダーが「経営を実行」するということを忘れてはいけない事例です。IBMのガースナーもGEのウェルチも実行を重要視していたリーダーです。

文化とリーダーシップ

日経の私のリーダー論には、星野リゾートの星野代表、マネーフォワードの辻CEOが紹介されている記事がありました。

それぞれのリーダーシップの特徴の一つに企業文化を重要視していることも書いてありました。

星野リゾート 星野代表

組織ができない決断を - 日本経済新聞 (nikkei.com)

一人ひとり考える組織に - 日本経済新聞 (nikkei.com)

マネーフォワードの辻CEO

失敗の後こそ利用者目線に - 日本経済新聞 (nikkei.com)

「個」を大事に 成長の機会を - 日本経済新聞 (nikkei.com)

星野代表は、経営書を読まれることで有名です。経営戦略やマーケティングにも経営書を学習し現場で実行されています。

フラットな組織を作る場合にルールにせずに文化として、会社では誰もが「さん」付けで呼ぶようにしているそうです。肩書で判断せずに新入社員もベテランもそれぞれが当事者としてフラットな組織を作り参加することが重要なようです。

組織文化・組織風土が重要なことは経営者の誰しもが理解していると思いますが、時間をかけて企業内で醸成することがとても大事です。Googleでも文化を大切にしています。最高文化責任者という役職まであるそうです。

日本企業にも組織文化を重要視している会社はやはり業績がよいと思います。

社内の人間が心理的安全性が担保されている組織で働くと自ずと目線は社外の顧客へ行くのは当たり前です。社内に目ばかりいっていると社外の人たちは見えません。

マネーフォワードでは、上場前に一度組織がぶっ壊れたそうです。マネフォの文化に合わない人材が入り給料の内容や役員の不満がスラックにあげられたそうです。辻CEOはそこから企業文化・使命を明確にしミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー(MVCC)をしっかりと作ることを決意したそうです。

企業文化を作ることもリーダーの役割なのです。

あとがき

リーダーとフォロワーがいて組織は成り立つ論がサーバントリーダーシップです。

リーダーとフォロワーの間にあるのがコミットメントという論文も見ました。

組織で働く人たちの感情がポジティブかネガティブかで組織の雰囲気も違います。

組織の感情と個人の感情を一致させるためにも価値観の統合も大事です。

そんな役割もすべてリーダーがどのような言葉や行動を発しているのか、リーダーシップと組織文化の重要性が垣間見えます。

 

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