過去思考と未来思考の両輪をまわす
過去と未来を考える上で、過去は変えることはできないが未来は変えることができるという。
確かに過去は既に起こった事実なので変えることはできないのは分かります。
しかし未来を変えることができる、という表現に本当に未来を変えることができるのか?という疑問に陥ります。
未来ほど不確実性なものはなく、行動した結果、結果、結果・・・が現時点をつくり未来へと繋げていくものです。
過去と未来を分析する
より良い未来を得るために何かできることはあるでしょうか。
まずは事実を客観的に認識していきましょう。
原因と結果。
その認識は、過去の振り返りから分かります。
「因果関係の法則」とも言われますが、結果が既に出ている状況なので振り返りはやりやすいはずです。
自己認識の高さが重要です。自分のことをどれだけ理解しているのか、ということです。
現時点の事実は結果であり、原因は過去の行動や思考にヒントがあります。まずはそこをしっかりと分析していきましょう。
原因が分かれば、その原因に対策がうてます。より良い未来のための生きるうえでのヒントになります。
そしてより良い未来を得るために必要なことは、「目的と戦略」です。
目的とは、将来なりたい姿や形。戦略とは、目的を実行するための行動及び思考の方法です。
戦略は「戦を略す」です。略すからこそ、目的をより成功確率を高め、時間や費用、労力を少なくするといったことを考えます。
ただ、行動する。ということではありません。思考する=頭を使うということがミソですね\(◎o◎)/!
未来がこうなればいいなという目的を脳や心が思ったこと感じたことを、ストーリーとして戦略シナリオを考えることが大切です。
目的と戦略が機能すれば結果はよりよい未来に近づきます。
「因果関係の法則」の未来思考版こそが、「目的と戦略」です。
望ましい結果と望ましくない結果
「目的と戦略」がうまく機能すれば「望ましい結果」の確率は高くなります。
「望ましくない結果」が出ても「目的と戦略」があれば、「目的と戦略」が間違っているということが分かります。
「望ましい結果」が出るように「目的と戦略」を修正することに意義があります。
良い結果を得るためには、「目的と戦略」の仮説を繰り返し繰り返し修正を行い、「望ましい結果」へ近づけるための布石になります。
そして気が付いたときには、因果関係の法則でいう原因と結果の測定は自ずと笑顔で語れると思います。
あとがき
原因と結果という過去思考と、目的と戦略という未来思考の両輪を回すことで自身の体験や思考は変わっていきます。
利用できる資産がここにもある、という発見にイノベーションではなく実は最適化が重要だということにも気づきますね(*´ω`*)