星野リゾートに学ぶ競争戦略

いまの時代って本当にすごいなと思います。

YouTubeで星野リゾートの代表の星野さんが自社の戦略を語る、、、それも無料でΣ(・ω・ノ)ノ!

まぁ、我らが中小企業にとっては、なかなか真似のできる企業ではないのですが、学ぶところはいっぱいあります。

学びを深めて自社で実行できるかがポイントです。

今日の教材はこれですΣ(・ω・ノ)ノ!

星野リゾートは非上場の同族企業です。

運営に特化して建物・土地などの有形固定資産は持ちません。建物・土地は星野リゾート・リートが所有しています。

リートは上場しているため誰もが買えますΣ(・ω・ノ)ノ!

星野リゾートが経営戦略で重要にしているのが「コモディティ化で埋没しない」ということでポーター先生に行き着いたということです。

ポーター先生と言えば、そう「競争戦略」です(;゚Д゚)

「独自の姿」へということで、競争戦略の中で言われる独自性と言われるものが企業の競争優位を生むということです。

「独自の姿」への3ステップ

第1Step 生産性のフロンティアを達成する

第2Step トレードオフを使う

第3Step 活動内にフィット感を生み出す

生産性のフロンティアは当たり前のサービスを当たり前にするということ。

トレードオフが一番重要な概念。

上記の土地建物の所有はリート、運営は星野リゾートというのもトレードオフの関係にあるという。

ほとんどの旅館・ホテルは自社で所有し自社で運営するというところがトレードオフということです。

他にも多数のトレードオフがYouTubeで紹介されていました。

他社が簡単にまねできるのはトレードオフとは言いません。よいアイデアをまねることは「ベストプラティクス」とも言われますがこの先にはコスト削減のような価格での競争になりますので利益の最大化は望めません(´;ω;`)ウゥゥ

トレードオフの関係がうまくいくとフィット感が出てくるという。

独自性をもつということはやるべきこととやらないことを決めることにつきますね。

このあとの星野リゾートの快挙はだれもが知っているとおりです。

星野代表はブランド戦略にも力を入れています。

デイビッド・アーカー教授のブランド戦略も勉強されてブランド育成にも力を入れています\(゜ロ\)(/ロ゜)/

ブランド・エクイティ戦略→ブランディング22の法則→ブランド・ポートフォリオ戦略→ブランド・ストレッチという本の具合に。

星野リゾートの中にもいくつかの宿泊施設のブランドがあります。ブランドの種類をもつとお互いが引っ張られる可能性がありますので例えば航空業界で高い価格と安い価格のLLCはブランドを毀損する恐れがありグループ内での複数のブランドをもち管理するのはなかなか大変のようです。

星野代表は、その後マーケティングの神様コトラー先生から、これからの時代は「ファイブ・ウェイ・ポジショニング」という戦略が大事だと教わり、アメリカの論文を2年かけて探し出し星野リゾートの戦略に落とし込んでいきました。

ファイブ・ウェイ・ポジショニングは、商品・サービス・経験価値・買いやすさ・価格の5つのうち1つを最大レベルに次に1つを中レベルにあとの3つは業界平均レベルで整えるということです。星野リゾートは経験価値を最大レベルに買いやすさを中レベルに、残り3つを業界平均と言うことで定めたという。

その後旅行業界に起こるIT化。星野リゾートでも56人のエンジニアを雇い自社でシステムを作成・運用できるというΣ(・ω・ノ)ノ!

IT投資をするにしても生産性を重視するのではなく、テクノロジーで新しい価値を顧客に提供できることを中心に考える「競争優位」という成果という点に着目されています。単にコスト削減なったわーというのではないのです(;゚Д゚)

ポーター先生、アーカー先生の教えが星野リゾートをでっかくしたんですね。

今日の学び。それはビジネスの活動は競争なのです。

競争戦略を改めて学びビジネスに活かしましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

 

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