物語(ストーリー)のある企業が選ばれる理由

企業の存在意義は何か、単に商品やサービスを売る会社では競合他社に巻き込まれます。

企業自身が価値ある存在として外部に対してエッジを立てることがブランド構築へとつながります。

ただ、広告宣伝費用やマーケティングをしかけるのでなく企業や商品・サービスのブランドと顧客を結びつけるのに「物語(ストーリー)」を語りましょう。

「2017/1/1 ストーリー・ブランディング  (著)ジム・シグノレリ」

ストーリー・ブランディング | ジム・シグノレリ |本 | 通販 | Amazon

物語の力

本書では物語には大きな力を秘めていることを説いています。

なぜ、企業に物語の力が必要なのか、それはappleやナイキという会社を見れば分かるでしょう。

appleは単に電話やコンピューターを売る会社ではありません。ナイキもしかり、単にランニングシューズを売る会社ではありません。

彼らはブランドを売っているのではないからだ。物語を売っているのである。(本書よりP255)

これら以外にも物語で顧客とつながる企業は多いです。物語には人を魅了するファクト(事実)よりもはるかにパワフルです。

「『左脳』優性の時代、またそれが生み出した情報化時代は、『右脳』的要素ー創意、共感、意味ーが優位を占める新たな世界に取って代わられつつある。」(本書よりP41)

感情が動いて商品やサービスが買われる事実、感情を何で動かすのかこれこそが「物語の力」なんですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

彼らは自分たちの商品を知ってもらいたいときにファクトだけに頼ろうとはしない。「自分たちの真実に服を着せる」ことに重きを置くのだ。宣伝文句に自分たちの理念ー人々が共感できる理念ーという、より大きな「服」を着せるやり方をとる。(本書よりP43)

商品やサービスに意味を持たせる。ハーレーは解放された生き方、ディズニーは魔法がくれる喜びなど本書から。

だが、特別な好感や愛着を持って選ばれるのは、人々が共有できる真実を衣にくるんだブランドなのである。(本書よりP43)

物語がなぜ有効なのか、顧客の右脳に入れば忘れにくい事実\(◎o◎)/!

ストーリー・ブランディングを組み立てる

ブランドと顧客を結びつけるためにストーリーを考えることが重要です。

6つのCを構築します。

・バックストーリーを集める(Collect the Backstory)

・ブランドを性格づける(Characterize the Brand)

・見込み客を結びつける(Characterize the Prosect)

・登場人物同士を結びつける(Connect the characters)

・障害に立ち向かう(Confront the obstacles)

・「ストーリー・ブリーフ」を完成させる(Complete the StoryBrief)

ストーリー・ブランディングのプロセスは車の製造過程とよく似ている。(本書よりP85)
組立ラインから出てきた物語が成功しているか失敗しているかは、その基礎を成すパーツがどれだけうまく結合されたかにかかっている。(本書よりP85)

ストーリーは科学的に作り上げることが出来ます。論理的な一貫性が重要なんですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

自社にあったストーリー・ブランディングを本書で学びましょう。

あとがき

物語の重要性は誰もが知っていると思います。

そして物語がたくさんあるのも事実です。

自分たちの存在意義を改めて認識するためブランディングの重要性を認識しましょう\(◎o◎)/!

登録して頂けるとモチベーションがめっちゃ上がります!(*^^*)!