USJの戦略を学ぼう!
企業が目標を達成するために戦略の重要性は企業存続まで影響を与えます。
企業目標は様々なパターンがあります。
・売上をあげるための戦略
・人材をとるための戦略
・新規事業の戦略
企業の問題や課題は、企業ごとに違います。
企業のあるべき姿と現状のギャップを認識しギャップが課題となります。課題を修正するればあるべき姿になります。
課題を目標として設定し、課題を解決する方法が戦略になります。そして戦略を実行するための方法が戦術になります。
USJの目的・戦略・戦術を学ぼう
毎度、戦略と戦術がごちゃごちゃになってしまいます(´;ω;`)ウゥゥ
今回の事例では下記の本で考えてみたいと思います。
「2014/2/26 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (著)森岡 毅」
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? | 森岡 毅 |本 | 通販 | Amazon
現在、株式会社刀を率いるCEOの森岡徹氏。
USJを復活させた戦略が本書に書かれています。
単なるマーケティングを活用すればこうなるんだ!という本ではなく、マーケティングを企業としてどのように取り入れるかという戦略本としても勉強になります。
USJは、森岡さんがマーケターとして入社する前には、ボロボロの状況でした(´;ω;`)ウゥゥ
森岡さんがこのままではUSJやべーよ、ということで立案した戦略は次の通りです。
目的:1000万人レベルの年間集客の達成
戦略:ファミリー層を獲得する 戦術:新ファミリーエリア「ユニバーサル・ワンダーランド」の建設(P162) |
当時、映画コンテンツに特化したUSJではファミリー層の顧客が遊ぶものが少なかったことがやはりリピート客を呼べないということが分かっていました。
あるべき姿はパーク内がいっぱいのお客様が楽しんでいるという姿が当時の現状は顧客が望んでいる状況ではなかったのでしょう。
目的(課題)として1000万人の集客を達成するということになりました。
戦略としてはいろいろ考えられると思います。顧客ターゲット層を例えばシニア層や他地域から呼び込むとか、目的を達成するための方法をいろいろ考えます。
最も達成可能性が高いと判断した戦略が「小さな子供連れにファミリーを獲得する」ことでした。(本書よりP159) |
そしてファミリー層をとるために戦術として、「ユニバーサル・ワンターランド」を建設したということになります。
これにより目的の達成が可能になりました\(゜ロ\)(/ロ゜)/
企業が正しい方向へ向かっていくのに目標は重要ですね(#^^#)
あとがき
戦略が絵に書いた餅にならないように、目的をしっかりと見定めることが重要です。
目的がブレると良い結果は生まれません。
あるべき姿を企業全員で共有できるか、経営者の役割です。