商品やサービスを売る企業側の本やテクニックは数多くあります。

マーケティングや心理学はその最たる例ですね。行動経済学なんて今の流行りです。

しかし買う側のほう購入者の心理的要素の書かれている本はあまりないような気がしますが面白い本を発見しました!

「2014/4/25 購買選択の心理学 (著)バリー・シュワルツ」

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購入者の心理

本書での購入者の分類に追求者満足者の記載がありました。

追求者は、最高の選択肢を追い求め、それしか受け入れない人

満足者は、十分満足だと思える選択肢で妥協し、他の選択肢を受け入れない人

本書では購入者がどのタイプかによって、購入による心理的影響を解説した本です。私たちも購入する物やサービスによって情報を集め比較検討し多くの選択肢から未来を想像して購入後のイメージをします。

購入した後に、それほど良いものではなかった後の落胆は心理的にもダメージを与えます。上記の追求者ともなるとそのショックたるや悲惨なものでしょう。

購入する物の金額の大きさやイメージにより、購入後の利用による便益でのダメージは想像がつきませんもんね”(-“”-)”

こだわりがあればあるほど追求者の領域は変わります。趣味の世界はちがいますもんね。

いい学校に入りたい、いい会社にいきたい、いい家を購入したい、いい車を、、、とだれもが追求者となる所以があります。

世間も社会でもある一定のステータスは人を満足にさせますし、ますます過熱する要因にもなります。

なぜ、タワーマンションは売れるのか?

情報を多角的に選択しないと追求者に陥ることになります。

そのへん満足者の選択が無理のない幸福を生むのも分かります。

心理的負担を生むメカニズム

選択肢が多ければ様々なことを考えます。あちらを立てればこちらが立たずのようにすべてはトレードオフの関係です。

すべての選択の条件が1つに揃えばいいですが何らかの条件を満たしていないときは機会費用は避けられません。

選択の意思決定による意志力の消耗は人から購入する選択から購入しないということになります。

後悔する人ほど幸福度が低いという記載もあります。

決定後の後悔や、決定前の見越し後悔など様々な心理的負担がかかります。

買ったときはとってもうれしく、その後あたりまえに慣れてくる「順応」が起こります。うれしい経験による興奮は長続きしません。

特に落胆が深刻になるのは、消費しているのが車や住宅、ステレオ、高級服、宝石、コンピューターなどの「耐久」財の場合である。(本書よりP180)

物の購入は最新の注意が必要ですね”(-“”-)”

可能な選択肢が増えれば、意思決定における時間や労力のコストが増加するので、順応のもんだも深刻になる。時間、労力、機会費用、見越し後悔などは、意思決定前に「支払う」固定費用であり、それらの費用は意思決定が機能している間に償却されていく。(本書よりP185)

ステレオを選ぶのが4か月その後10年使えたら十分満足だ。しかし買った後6か月後に順応になればもとは取れない(;゚Д゚)

周囲との比較は幸福度を大きく下げるという。隣の芝生は青く見えるものだ(;゚Д゚)

過剰な選択は鬱になる可能性もあると本書では・・・

追求者ではなく満足者で「まぁまぁの選択」で幸福を感じるのがいいんですね。

あとがき

自分にとっての幸せの価値を決めること、価値基準に基づいて行動することは心理的不安を減少させる効果にもつながります。

最近は物を持たない人もいるので、なるほどそれもありかと思いますね(*´ω`*)