組織開発という探求
一度作り上げたシステムはなかなかぶっ壊せない。
そして旧来のシステムを中心として運用でカバーしようとするとこれまた膨大な時間が捕らわれる。
企業内で起こりうる組織というシステム、働く人たちが疲弊しないようない古いシステムをぶっ壊す~!!!(N国党風)
「2018/10/18 組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす (著)中原 淳 , (著)中村 和彦」
組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす | 中原 淳, 中村 和彦 |本 | 通販 (amazon.co.jp)
組織開発の探求
組織開発はあらゆる学問を網羅しています。
経営学、心理学、行動科学などなど。科学で考えるようになって100年。
資本主義の発展は企業で働く人たち、組織に所属する人たちが懸命に働いた結果ですね(;゚Д゚)
組織の発展から訪れる衰退、組織が生命体と呼ばれる所以かもしれません。
ポンコツ化した組織は、やれ官僚的やれ独裁的になって心理的安全性の低いのは確かです。マズローの欲求階層説で言うと人間は安全の欲求が満たされるからおそ高次の欲求へとモチベーションも高くやる気に満ち溢れます。
組織がポンコツ化したらまずはやることを本書から。
ステップ➀ 見える化
ステップ➁ ガチ対話
ステップ➂ 未来づくり
組織開発の3ステップということです。
組織開発には痛みを伴う改善です。今まで蓋をしていたものを開けるとか、寝た子を起こすとか、組織内で目をつぶっていた問題を掘り起こすことであり誰かが必ずダメージがあります。
大切なものは、目に見えない。(本書よりP45) |
事実を認識することがとても重要になりますね(;゚Д゚)
組織コンサルティングのスコラコンサルトさんの「オフサイトミーティング」は有名ですね。
組織内での十分な「ガチ対話」が出来ていないと心理的安全性は担保されません(;゚Д゚)
参照記事:2018/5/19 働く人・仲間を大切に思う方法・気付く方法 | Free works LLC
組織開発の歴史
本書で主に割かれているのが組織開発の歴史です。
哲学者ジョン・デューイの「経験と学習」といった哲学を前提としてフッサールの「現象学」やフロイトの意識や無意識といった前提といった記載があります。
経営学や心理学の発展が組織開発へとフィードバックされています。
しかし改めて考えると組織開発を行う企業では、人との対話、ビジネスの転換、顧客とのコミュニケーションといった学習を行っていると思います。学習をするからこそ変化に気付き変化に対応できるということです。
中小企業の現場では、人手が不足しているやらリソースが足りない等で学習する機会がただでさえ忙しいという理由でないように思います。
そして組織開発をするということは、それなりの学問が求めれるます。
組織開発は学習する組織へと変遷するチャンスでもありますね(*´ω`*)
あとがき
組織開発は企業内部を変えるチャンス。
働く人たちがより良く働けるように環境を整えていきましょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/