経営における実行の重要性

企業が何らかの経営目標を立てる。

経営目標を立てるのだから、それは目標を達成さなないと結果は出ない。

この目標を達成するのにどれだけの経営者が達成する方法を考えるのだろうか。

「経営は実行」、この言葉にすべてが集約されます。

「2003/2/1 経営は実行: 明日から結果を出すための鉄則   (著)ラリー ボシディ,(著)ラム・チャラン」

経営は実行: 明日から結果を出すための鉄則 | ラリー ボシディ, 高遠 裕子 |本 | 通販 | Amazon

御社の文化は実行できていますか?

クライアントが銀行へ融資を受けるための事業計画を作成するサポートを弊社でしていると、実際に計画通りにいくのか?ということに疑問に行きつきます。

事業計画が絵にかいた餅になることは多々あります。あれだけ描いた計画が、なぜきちん運用されないのか。なぜ、経営目標が結果通りにいかないのか。

ここに行き着くまでにたどり着いた本書は、まさに「経営は実行」という言葉でした。

描いた計画や目標は、実行しないと結果が出ないということに。

経営者が素晴らしい経営戦略も目標を立てても、実行できる能力のある社員がいないと出来ないのです。ここに「実行」を企業文化とするために、経営者はしっかりと人を育て、戦略をたて、業務が回るようにサポートに徹しなければならないのです。

本書では、GEのジャック・ウェルチ、IBMのルイス・ガースナーといった名経営者を実行もできる経営者として紹介されています。日本でもニデックの永守会長、オリックスの宮内会長等も実行する経営者です。そこには信念と強いリーダーシップが必要です。

現在の経営者にも貪欲に「実行」を企業文化として育てて欲しいところです。不況が起きてもコロナでも会社の経営基盤をゆるぎないようにするためにも「実行」は必要です。

いまや実行力が企業の勝敗を分ける時代になった。実行力が競争相手より劣っていれば、すぐに負かされる。

本書よりP8

根本的な問題は、実行がビジネスの戦術だととらえられ、リーダーは実行を他人に任せ、もっと「大きな」問題に注力すべきだと考えられている点にある。この考え方は間違っている。実行は単なる戦術ではない。ひとつの必修科目であり体系だ。企業の戦略や目標、文化に根付かせなければならない。そして組織のリーダーは、深く関与しなければならない。

本書よりP9

2000年代初頭のアメリカは輝かしいCEOが高い役員報酬をもらって株主のための時価総額をあげるためだけに四半期決算の数字だけに注目していました。企業経営は短期的思考ではなく長期的思考でかつ経営者自らが現場と一体となり成果を上げなければなりません。それを怠った経営者はほぼ残っていないでしょうね・・・栄枯盛衰だわ(´;ω;`)ウゥゥ

いまだに実行について、満足できる説明はされていない。

本書よりP9

戦略については、さまざまな考えが出尽くし、知的な挑戦ではなくなっている。

本書よりP10

つまり、社員が、計画を完遂するために、なすべきことをしていないというのだ。

本書よりP10

実行は、企業経営には重要な影響を与える。

実行とは、具体的な一連の行動やテクニックであり、企業が競争優位を手に入れるために習得しなければならないものでもある。実行は、ひとつの独立した専門分野なのだ。大企業、中小企業を問わず、いまや、成功するための必修科目になっている。

本書よりP10

実行とは、経営者にとって必修科目です\(゜ロ\)(/ロ゜)/

あとがき

実行できない文化から実行できる文化を企業で育てましょう。

そのためにこそ本書で学びましょう~\(゜ロ\)(/ロ゜)/

次回へ続く~!

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