パーパス×ストーリー×SF思考=飽き性な人たち?
何のために企業は存在するのか。
人も会社も生きる者には存在意義が必要か。哲学的な要素でもあり、みなが長い人生や時間かけて探し出そうとする存在意義。人間の存在意義は、個々人の中で醸成されるものである。そして多くの人が所属する組織体である企業の存在意義は、単に金儲けや営利追求という存在だけではなくなった昨今である。
パーパスの再定義
株式会社が誕生してから約400年。と日経新聞2021/11/29【御社の存在意義は何ですか 「強欲」「不平等」転換のとき カイシャの未来 志を探して①】の本記事が始まります。
株式会社は人類が生み出した「すごい発明」であり、株式会社の発展は資本主義の発展でもあり人類全体の進歩発展を支えてきたのも事実です。資本家と労働者という単純な社会では富の分配がルールの主であった。テイラーの科学的管理法による労働の生産性は人のやりがいや思いは無視し機械的に管理することが圧倒的な生産性を高めるという概念からも人が働くことが単なる「労働力」と呼ばれるコスト的な主流が続きます。
しかし人が豊かになるつれ幸福度があがるにつれ物質的幸せだけではな計れないものが存在します。企業に集まる人々になぜこの会社が世の中に必要なのか、未来は何かという「意義」が「共感」を生むことに人も社会も企業も気付き始めました。その中での企業の存在意義「パーパス」の再定義が資本主義を生んだ欧米で派生しています。
その中に日本でも企業においてパーパスの設定が盛んであるという記事。地球環境や人の多様性、人権、富の再分配等といった人間が集団社会で生きるために何らかの指針の統一的見解に「パーパス」の設定は重要かと新しい横文字がまた出たと当初は思っていたが改めて重要だと思った記事でした(*´ω`*)
パーパスに必要なストーリーとSF思考?
ではパーパスを設定するにあたり何が必要かな思い、ここはストーリーとリンクさせることは大事かな思います。
だれもが共感できることを物語に描くことは、人の想像力を高めます。イマジネーション、クリエイティブといったこと。
appleやテスラ、スターバックス、ソニーやホンダetc
名だたる企業になぜ人が集まるのか、優秀なCEOがいるだけではない。未来を創造するシナリオが描かれているからだ。
「当社にこういったパーパスがある」
「なぜならば創造する未来のストーリーはこうだから」
と、魅力的なストーリーに人の感情や期待は動きます。
大人が子供のころに昔見ていたTVやアニメ、漫画に影響を受け現代の社会を作ることもあります。
「ワンピース」の影響を受けている経営者も多いのでは・・・(*´ω`*)
未来を予測することは確かに難しい2021/11/7 科学で解く成長戦略(下) SF小説に未来の指針 現実離れ逆手、企業が活用の日経記事も参考になります。
要約すると、人間は楽しい所に集まる習性があるのは確かだ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
あとがき
人は単純なことにどんどん飽きるらしい。
飽き性はよくないというわけでもない。飽き性だからこそ新しい遊びや知識を発見するのだ。
会社制度の発明、資本主義の発展、人はたくましく生きるのだ!
人類の進歩発展の原動力、「飽き性」こそが新しい世界を創り出す?\(゜ロ\)(/ロ゜)/